大学院のゼミとしてワークステーションが設計した”深見の住宅”の現場を見学させていただいた。竣工間際の現場で内部が一部仕上げられている状態だった。ワークステーションの作品で住宅を見るのは初めてだったが、ほかの作品から想像していたイメージとは少し違った印象を受けた。木造２階建ての住宅で床のフローリングが桐という住宅だった。スキップフロアの構成になっていて、リビングから上の階へは視線が抜け開放的な空間だった。また高台に位置しているため眺望がすばらしく、開放的に感じる一つの要因になっていた。施行中だったということもあり、下地の状況など、普段見られない場所を見られてとても貴重な経験をできたと思う。-Data深見の住宅　2008年神奈川県大和市ワークステーション 設計　新建築 住宅特集　2008年 5月号掲載　Written by Katuhiro Yamazaki